井戸水は、環境の変化や井戸管理などの影響で飲用に適さなくなる(水質基準を満たさない)ことがあります。
●井戸水の衛生管理
(1)井戸の周辺を清潔に保ち、井戸に蓋をし、周辺に柵を設けてください。
(2)井戸水の汚染は味・におい・色など、すぐ解るものと、細菌や化学物質など、見ただけでは解らないものがあります。
大丈夫と自分で判断せずに、定期的に専門機関による水質検査(年に1回程度)を受け、安全性の確認をしてください。(大腸菌群や、硝酸性窒素などの10項目の検査で8千円程度)
●井戸水の飲用
井戸水を飲用する場合は、適切な処理(高温消毒や有害物質除去装置の利用など)を行い、異常を感じたら飲用を中止してください。
●水道水への切り替え
水質基準を満たさない井戸水は健康被害の恐れがあり、硝酸性窒素が高いと乳幼児などへの悪影響がありますので、水道水への切り替えを行いましょう。