2か月前に礼服をクリーニングに出した際、特殊なボタンが付いているので特別な処理を頼んだ。その後、礼服を受け取り、しばらく着ないので置いておいた。法事があり礼服を取り出したところ、ボタンが一つ壊れていた。クリーニング店に苦情を申し出たが、受け取りから1か月以内しか補償しないと言われた。(市内50代女性)
●消費生活センターからの助言
クリーニングに関しては、シミ・変色・紛失などの相談が寄せられています。衣類は着たり、クリーニングする度に徐々に劣化していきます。クリーニングトラブルは複数の要素が重なって発生することが多く、原因や責任の特定が困難です。
クリーニングに出すとき、受け取るときには、必ず衣類の状況を店側と一緒に確認しましょう。
クリーニング業界ではトラブル解決のために「クリーニング事故賠償基準」を作成していますが、SマークやLDマークのある店舗に限られます。また、独自の基準を設けている店もあります。利用する店舗のルールを確認することも大切です。
困ったことがあれば消費生活センターにご相談下さい。