洋楽が好きで、インターネットを見ていたら「世界の有名ミュージシャンの動画・音楽配信!登録無料!」とあった。個人情報やクレジットカード番号などを入力し登録した。利用のためサイトにアクセスしたが、英語表記であり利用できなかった。登録だけなら無料だからと思い放置した。
すると、カード会社からの請求書に海外事業者のサイトの請求が上がるようになり、毎月3千円引き落とされている。解約したいが、サイトが英語表記でどうしたら良いか分からない。解約したい。(市内20代男性)
●消費生活センターからの助言
インターネット上にあるサイトを運営しているのは、日本の事業者だけとは限りません。
そのため日本の事業者が運営しているように装った海外事業者のサイトとのトラブルが発生しています。解決は国内事業者とのトラブルよりも困難です。
登録の際は、利用条件をよく読み、日本語におかしな点がないか、会社情報があるか十分に確認しましょう。また、登録無料とあるのに、登録にクレジットカード番号の入力が必須事項になっている場合、特に慎重な対応が必要です。
(独)国民生活センターでは、海外事業者との消費者トラブルの相談窓口として、越境消費者センター(CCJ)を設置しています。なお、インターネット上には、公的機関を騙る悪質サイト(※1)もあるのでご注意ください。
困ったことがあれば、消費生活センターにご相談ください。
※1 消費生活センター(または消費者センター)は行政機関の一つであり、助言やあっせんなどの手続き費用は無料で、解決費用として料金を請求することはありません。もしもセンターを名乗る機関から解決のための費用を請求されたら、その場でお断りし、支払う前にご相談ください。