●相談事例
昨日、携帯電話に大手通販サイトを名乗り、タイトルに今日の日付と注文確認番号、本文に「下記より注文内容を確認してください」とURLが掲載されたメールが届いた。身に覚えがなく無視した。
今日、同じ通販サイトを名乗り、本日、午後2時に配達するのでよろしくお願いしますとメールが届いた。注文商品として、りんご10個5,380円、有名ブランドのバッグ308,800円、合計314,280円とある。その下に、「注文内容確認、キャンセルなどの問い合わせはこちら」とURLが掲載されていた。
注文しておらず、配達されても困る。どうすれば良いのか。
(市内50代 女性)
●消費生活センターからの助言
これまでの架空請求詐欺のメールでは「あなたが利用した有料サイトに利用料の滞納がある。至急連絡するように」と、具体的なサイト名などは書かず、電話をかけさせ、強硬に不当な要求をする手口が主でした。
しかし、事例のように実在の大手通販サイトを名乗り、具体的な内容を書いて消費者を困惑させ、メールに掲載されたURLへアクセスするよう仕向ける手口が増えています。
URLには絶対にアクセスせず、通販サイトを自身で検索し、本来の窓口に問い合わせるようにしましょう。
困ったことがあれば消費生活センターにご相談ください。