サツマイモ基腐病のまん延防止対策の徹底について
大型の台風14号の発生・上陸に伴い、九州各地で強風を伴った激しい雨が確認されました。
この影響により、各産地についてサツマイモ基腐病による被害の拡大が懸念されます。
今年度は関係者の努力により昨年よりも被害は抑えられていますので、今後も被害が拡大しないように下記事項の徹底をお願いいたします。
まん延防止対策
1.早期収穫
収穫期を迎えているほ場では、速やかに収穫を行う。
2.ほ場の排水対策
収穫が不可能なほ場においては、速やかに排水状況を確認し、以下の対策を実施する。
(1)明きょと排水溝との接続を点検し、土砂等の堆積物を除去してほ場外への排水性を確保する。
(2)枕畝の全部または一部を除去し、ほ場外への排水を促進する。
3.発病株の除去
本病と疑わしい株を見つけた場合は速やかに抜き取り、ほ場の外に持ち出して処分する。
サツマイモ基腐病については長崎県病害虫防除所のホームページをご覧ください。(下記リンク)