
令和4年6月の環境月間に、有馬小学校が「環境保全功労者表彰」を受賞しました。
この表彰は、地域の環境保全に関して顕著な功績があった個人や団体をたたえるもので、環境大臣が表彰を行っています。
同校は平成21年度から「南島原市学校版環境ISO
」のシステムを構築し、「電気・水・食べ物・物を大切にすること」を重点行動目標と定め、これらを達成するためにPDCA(計画・実施・点検・改善)サイクルによる、意欲的な環境活動を実施しています。
毎週水曜日を「ISOの日」として校内パトロールを実施するほか、各集会における目標および実績の共有、電気・水道の使用量のグラフ化など、地域の環境意識啓発に大きく貢献してきたことが高く評価され、県内の小学校では初めての受賞となりました。
5日に市役所で表彰伝達式が行われ、同校の森山校長は「今回の受賞は児童や卒業生をはじめ、歴代の先生方や保護者、地域の皆さんが長年に渡って取り組んだ活動が評価されたものでありがたい。これからも本校の伝統であるこの活動に取り組み、ふるさとを愛する子ども達の育成に努めたい」とあいさつ。
松本市長は「北有馬中学校の生徒の皆さんも学校周辺の清掃活動をよく見かけるが、有馬小学校で学んだことがしっかりと生かされていると思う。これからも継続して頑張っていただきたい」とエールを送りました。






7日には、台風接近による臨時休業のため表彰伝達式に出席できなかった児童らに森山校長から表彰状と記念品を手渡し、市長のメッセージが紹介されました。
同校の環境委員長を務める寺田千明さん(6年)は「卒業生から受け継いだ活動や頑張りが認められてとても嬉しい。これからも皆で環境活動に取り組んでいきたい」と受賞の喜びを話しました。



<表彰伝達式>
■日時:7月5日(火曜日)午後1時45分
■場所:市役所 西有家庁舎