
左から、長崎行政監視行政相談センター 森永所長、木村さん、松本市長
本市行政相談委員を務める木村優仁(まさひと)さん(有家町)が多年にわたって積極的に相談活動や行政相談委員制度の発展に努めた功績が認められ、内閣総理大臣感謝状を県内で唯一受彰されました。
木村さんは平成13年から行政相談委員として、全国的にも珍しい、定例相談所の夜間開設やスマートフォンサイト「くらしの総合相談所」の運営をはじめ、高校での出前教室、地元ラジオへの出演・新聞寄稿といった広報活動など、21年にわたり地域住民と行政との架け橋として約2,100もの案件に携わるなど精力的に活動されています。
受彰報告のため、14日に市役所を訪問された木村さんは「思いがけない賞をいただき大変ありがたい。南島原はそうめんの生産者など早朝から働く人が多いので、より多くの人に仕事帰りに寄れるようにと定例相談所の夜間開設を始めた。また、コロナ禍で対面相談の機会が減少したため、若者が気軽に相談できるようにとスマートフォンサイトを運営し、地域のニーズにあった相談体制を心がけてきた。これからも困っている人々に手を差し伸べるために取り組んでいきたい」と今後の抱負を述べました。
松本市長は「地域住民からの相談に対し、真摯に対応していただき大変ありがたい。行政相談委員が果たす役割は今後ますます重要になってくるので、市民の皆さんのために引き続き協力をお願いしたい」と話しました。
■日時:7月14日(木曜日)午前11時30分
■場所:市役所 西有家庁舎



木村さん(中央)と本市行政相談委員の皆さん