受彰された永田良二前教育長
本市教育長を令和3年8月10日に退任した永田良二さん(西有家町)が長年にわたり地方教育行政の充実発展に尽力されたことが認められ、地方教育行政功労者として受彰されました。
永田さんは平成26年から教育長として、少子化に対応した学校規模の適正化を図るため小学校の統廃合を進め、適正配置を進められました。また、市内給食センターを統合した給食センター建設、創造性豊かな地域づくりや人づくりに寄与する文化芸術を核とした地域交流拠点施設「アートビレッジ・シラキノ」やさまざまなスポーツ活動やイベントで活用できる多目的運動広場(Arrivo!南島原)の整備、本市の史跡「原城跡」を構成資産に含む「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」がユネスコ世界文化遺産の認定に尽力されるなど本市教育行政に多大な功績を残されました。
受彰報告のため、市役所を訪問された永田さんは「このような名誉ある賞をいただき、自分だけではなく、南島原市の教育に対する取り組みが評価されたようで大変嬉しく思う。在任中に整備を進めていた多くの施設が有効的に活用されている姿を見ていて、苦労もあったが事業を進めてよかったと感じている。これからは、一市民として市政に協力していきたい」と話されました。
松本市長は「2期7年にわたり教育行政のみならず市政に対しても多大なご尽力をいただける存在で大変ありがたかった。永田前教育長が残された功績を次の世代の育成に活用していきたい」と話しました。
■日時:11月21日(月曜日) 午後3時15分
■場所:市役所 西有家庁舎