令和4年1月11日、第8期南島原市男女共同参画推進懇話会の会長および副会長から『第4次南島原市男女共同参画計画策定に向けた提言書』を
市長に提出されました。

同懇話会(馬場会長:委員15人)では、現計画の最終年度を迎えるにあたり、あらたな計画の策定に向けた意見を集約し、提言書に
まとめられました。
提言は下記のとおり4項目あり、それぞれ現状の解説と具体的な取組策について提言をされています。
【提 言】 (1)男女共同参画社会の実現に向けた理解・普及の促進
●市の広報誌やホームページなどを活用した情報発信
●学校における男女平等教育及びキャリア教育を推進
●啓発対象、内容や方法などに工夫した講座や研修を実施し、学習機会の充実を図る
(2)仕事と生活の調和による男女共同参画の推進
●「男女共同参画週間」を活用し、ワーク・ライフ・バランスウィークと定め、広報紙・ホームページを活用した情報発信
をより積極的に行う
●仕事と子育ての両立のための保育サービスの充実を図る
●職業生活と家庭生活の両立のため職場環境改善の周知を図る。特に男性の育児・介護休業取得促進のための啓発活動を
積極的に行う
(3)あらゆる分野における女性の活躍
●市の審議会などの委員への女性の登用について、公募委員の募集における女性の積極的な選考や、団体推薦委員における
女性の推進について関係団体へ協力を求めるなどの取組を推進する
●多様な経験を積めるような人事配置や研修の実施などにより、採用後からの計画的なキャリア形成に取り組み、さらなる
女性登用に向けた人材育成・能力開発を図る
●農林水産業や商工業など自営業における女性の経営参画を推進する
●女性リーダー育成促進のための学習機会の提供
(4)誰もが安心して暮らせる社会の実現
●関係機関が緊密に連携し、DV発生の予防とDV被害者への切れ目のない支援体制を強化する
●DV被害にあった場合の各種相談窓口を広報紙やホームページを活用して周知する
また、相談窓口掲載カードの設置場所を増やし広く市民に周知する
●市の防災会議における女性委員の割合を増加させるため、助産師会や看護協会を追加する等構成団体の見直しを行う。
●避難所における女性と男性の安全・安心の確保など、男女共同参画の視点からの取組を推進する
資料