平成29年度の南島原市アイデアソン・ハッカソンは、「南島原市ローカルITサービス創発塾」として全国から参加者を募集し、参加者は、東京、大阪、熊本をはじめ、市内のIT企業や県内の専門学校から参加いただきました。
前半は10月27日(金曜日)~10月29日(日曜日)の2泊3日でフィールドワークのうえアイデアを出し合う「アイデアソン」を開催し、11月中旬に東京や大阪で中間ブラッシュアップ講座でさらなるアイデアの整理を行いつつ、後半は12月1日(日曜日)~12月3日(日曜日)の2泊3日で、ソフト開発等を行うハッカソンを開催しました。
前半のアイデアソンでは4チームが参加のうえ、より効果的なアイデアの絞り込みがおこなわれ、後半のハッカソンでは、4チームのうち3チームに継続して参加いただき、チームにより開発作業等が行われました。最後のハッカソン成果発表時には、参加チームから新規のサービスがリリースされたり、昨年度の優勝チームも登場して活動発表していただきました。
昨年度からの実施により南島原市のファンも増えてきて、今後もチームによる継続した事業活動を続けていただける予定であり、少しづつですが、IT合宿事業の効果が出てきています。
なお、ハッカソンの成果については、次の通りです。
・チーム1 「チームそうめん」
こだわりをもったそうめん職人にフォーカスし、食べ方などを紹介するアプリを作成する。今後、具体的なソフトの実装に入る。
・チーム2 「チームハカセ」
クリーニング店の接客対応向上のための会話ロボットの試作品を製作した。今後、実際の店舗での実験を試みる。
・チーム3 「チーム栽培MEN」
しいたけを自宅で栽培できるサービス「CROUD FARM」を構築。ハッカソン成果発表に当日リリースされ、購入可能な状態になっている。
・チーム4 「チームしぃそぅ」(昨年度の優勝チーム:報告のみ)
新企画としてそうめん職人とコラボし、ワインそうめんやもずくそうめんなど、新商品を開発する。
アイデアソン・ハッカソンのまとめたレポートはこちらです。