皮ごと食べられる国産バナナが初収穫を迎えました。
合同会社PEACE(ピース)(深江町)が、本市の補助事業(バナナ苗木導入支援事業)を活用して昨年の9月にバナナの苗木を植栽。10月19日、本格的な収穫を迎え、記念式典を開催しました。
同社の上田功平代表は「苗木を植えてから1年が経つが、皆さんのおかげで順調に生育している。農薬を使用せず、皮ごと食べられるこのバナナをたくさんの人に味わってほしい」と挨拶しました。
収穫作業を体験し、試食した松本市長は「すごく甘くておいしい。今後、南島原産バナナが全国に流通し、産地化への動きが活発化することを期待したい」と話しました。
緑色の状態で収穫したバナナを、温度18度、湿度60%以上の“室(むろ)”と呼ばれる追熟室で7日間追熟した後に出荷されます。
品名は「なかなかバナナ」。上田代表の子どもの名前の頭文字から一文字ずつ使用した名称とのこと。今後、ふるさと納税の返礼品やインターネット販売、一部地元スーパーでの販売を予定しています。
■日時:10月19日(火曜日) 午後2時
■場所:深江町