日本最古の銅版画「セビリアの聖母」が制作された本市において、歴史遺産や先人の国際性と向学心をまちの誇りとして、歴史と文化のあふれるまちづくりを目指すため、第20回南島原市セミナリヨ現代版画展を2年ぶりに開催しました。
全国から9,326点もの素晴らしい作品の応募があり、各部門の入賞作品などがアートビレッジ・シラキノ(旧白木野小学校)で展示されています。
1階には本市が誇る「セビリアの聖母(故渡辺千尋氏復刻版)」や過去のセミナリヨ大賞作品が並び、廊下を進んだ先のギャラリーには、作者の工夫を凝らした一般の部の入賞作品および招待作家の作品が展示されています。
3階の旧音楽室には、小学生の部、中学生の部の入賞作品が展示されています。小学生らしいダイナミックな作品と中学生の細やかなタッチで描かれた作品を鑑賞することができます。
展示施設のエデュケーター池田俊彦さんは「南島原市にゆかりのある銅版画をはじめ、日本の伝統的な木版画などさまざまな技法を楽しめ、同じ技法でも作者の工夫で全く違う技法の作品となる。レベルの高い本物の版画作品を間近で鑑賞できる絶好の機会なので、ぜひご覧いただきたい」と話しました。
独創性豊かなさまざまな作品(全89点)が展示されており、刺激を感じ、心躍る体験ができる展覧会となっていますので、ぜひご覧ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
【第20回南島原市セミナリヨ現代版画展】
【アートビレッジ・シラキノ(外部リンク)】
■期間:5月8日(日曜日)まで
■観覧時間:午前10時~午後6時
■場所:南島原市アートビレッジ・シラキノ(旧白木野小学校)