『1ヶ月程前に医療費の還付通知を出していたが手続きがされていない。本日中に銀行の処理をしないといけないので、至急携帯電話を持ってATMコーナーに行ってくれ。ATMの操作はこちらが電話で案内する』と言われた。お昼過ぎだったので慌ててATMコーナーに行き、連絡を取ると、言葉巧みに誘導されて49万円を振り込んでしまった。
●消費生活センターからの助言
自治体職員や公的機関の職員をかたって、事例の他にも『税金・保険料を払い過ぎているため還付金がある』などと言って電話をかけ、お金を騙し取る手口があります。
市役所職員が還付のためにATMの操作を依頼することはありません。
そもそもATMにはお金を受け取る機能がなく、どんな名目であってもATMでお金を返すという言葉には十分注意してください。
不審な電話だと思ったら、いったん電話を切ってから、必ず市役所などに確認しましょう。