<第4回会議 /南島原市立小・中学校適正規模・適正配置推進委員会>
1 開催日時 平成21年8月10日(火)14:00~16:00
2 開催場所 南有馬庁舎2階会議室
3 内 容
(1)前回の内容確認(ポイント)
前回は、有家、西有家、北有馬、南有馬ブロックについて、一応の方針を定めた。
(2)協議
(1) 適正規模・適正配置のモデルについて(前回からの継続)
ア 口之津ブロックについて
○ 特段の検討事項は必要ない。
〈協議での主な意見〉
・口之津について、口之津は統合が進んで口之津小学校1校になっている。中学校も1校で、小中1校ずつになっている。
イ 加津佐ブロックについて
○ 加津佐東小学校を拠点とする。他の3校を東小に併せて統合する。ただし、子ども達の通学に関わる距離、 安全の視点からスクールバス等の配慮を十分に行う。
〈協議での主な意見〉
・加津佐東小学校を中心にすると、山口小学校と野田小学校は距離的には大丈夫である。津波見小学校をバス通学とすればよい。
・山口小学校は学校選択制も含め、口之津小学校へ通うなど検討する必要がある。
・PTA連合会で、加津佐東小学校に通っているある地区の保護者から、通学路の8割が人通りが無く、危険箇所であったということだった。より安全な方法を考えて欲しい。
・一人で歩くと危険な場所もあるので、スクールバスなど利用してより安全に通学できるようにしたほうがよい。
・それぞれの学校には遠距離通学が現在でもいるが、加津佐東小学校を中心にすると更に遠くなる。その負担や安全を考えるのが一つの条件になりそうだ。
ウ 各ブロックについての再検討
○ 深江ブロックは拠点校を深江小学校とする。分校はもちろん、他の2校も統合するのが基本な考え方。ただ し、基本的には1校にするが、児童数の増減を見ると、今、早急に1つにする必要性はない。
○ 有家ブロックは、基本的には、有家小学校が1校で、他の学校を統合する。しかし、堂崎小は危険校舎なので、耐震化は早急になされる必要がある。
○ 西有家は従来通りとする。将来的には有家との位置関係も考慮し考えていく。
〈協議での主な意見〉
・布津ブロックで、布津小学校を移転新設すると、敷地が狭い布津中学校が、小学校の跡地を活用できる。
・今後、新築する上で、土地の問題がある。借地だと後世に負担を残す可能性がある。移転した方がよい場合もあるので、そこも議論して欲しい。
・市内で布津だけ新築となるとどうか。敷地面積は狭いが、布津小学校を拠点にして1つに統合することも考えられる。スクールバスを使えば地形的な問題はあまりない。
・立地条件を考えると、児童数の減少もあまりないので、布津小学校一つになると手狭に感じる。土地の問題が解消すれば新築も考えられる。
・有家小学校は、PTA活動で駐車場の問題がある。社会体育の試合では運動場を開放するが、雨の場合は使用できないし、周りに駐車できる場所もない。
・西有家小と有家小が隣接している。将来的なものを考えた時に、大きな学校を隣接させないような方法も必要になってくる。
・有家小学校、西有家小学校は密集地帯なので、それを移したら通学距離が遠くなって不利益を被る児童生徒・家庭が多くなるのではないか。
・口之津小学校は全く違った場所に立てたので、そのような視点も必要ではないか。
(2) 答申の骨子について
・目次で、一般的なものと捉えられないためにも「本市」と入れた方がよいのではないか。
・調査検討委員会の概要がはっきり分からないので、それを載せた方がよい。
・学校施設の状況・耐震等の表現で、これだけの文言であれば「学校施設の耐震等」でよいのではないか。
・答申の骨子は今示しているが、表現の工夫や付け加えなど出てくると思うので、具体的に肉付けを委員会で行う。
・指摘していただいたものを事務局で修正して郵送する。
(3) 第5回の開催予定
日時 平成21年9月9日(水)13:30~17:00
場所 南有馬庁舎2階会議室