ポルトガルから、ヴィラ・デ・ソウザ市長やシントラ市の皆さんが南島原を訪ねてくださることになった。
久しぶりにポルトガル語をまとまって話す機会だ。
そこで当日、少し頭をポルトガル語モードに戻そうと、Ai川と話してみた。
「有馬晴信と大村純忠って、親戚だったよね?」
「そうだよ。純忠は晴信のおじにあたるよ」
「純忠は有馬家から大村家に養子に入ったんだよね?」
「そう。もともと有馬家に生まれて、大村家の養子になったんだ」
そうだった、そうだった。
南島原の有馬家と大村家、そしてポルトガル。話しているうちに、昔習ったことや知っていたことが、少しずつ頭の中でつながってくる。
「このことをポルトガル語で話すなら、どういう言い方が自然かな?」
そんなふうに、表現を確認しながら何度かやり取りした。
「もう少し短く」
「こっちの言い方の方が自然?」
「この単語、久しぶりに使うなあ」
AIと会話しているうちに、だんだんポルトガル語の感覚も戻ってきた。
そして本番。
有馬家や大村家のこと、南島原とポルトガルとのつながりなどを話しながら、面談はポルトガル語で進んだ。
今回使ってみて面白かったのは、AIに何かを「作ってもらう」というより、自分の記憶を呼び起こしたり、言葉を確認したりする相手にもなるということ。
しばらく使っていなかった外国語の練習相手。
そんな使い方もありそうだ。
南島原市長 相川 武利