今回は、うちの猫「マルケス」に少し働いてもらいました。
といっても、本当に観光案内をしてもらったわけではありません。
AIにマルケスの写真を見せて、「もしこの猫が南島原の観光案内をするとしたら、島原弁でしゃべらせてみて」と頼んでみたのです。
すると、思った以上にそれらしい“猫の観光案内”が始まりました。
「ここは風の気持ちよかねえ。昼寝するには最高ばい。」
「海ん見えて、魚もうまそうたい。」
「歩き疲れたら、無理せんで、ちょっと休んでいかんね。」
もちろん、本当にマルケスが話しているわけではありません。AIが、猫の雰囲気やこちらから伝えた条件をもとに、言葉をつくっています。
でも、やってみると面白いもので、人間が観光地を紹介するときとは少し違う目線が出てきます。
人はつい、「歴史があります」「景色がきれいです」「ぜひお越しください」と紹介しがちです。
一方、猫のマルケスに任せると、気になるのは、風が気持ちいい場所、のんびりできる場所、食べ物のこと。
なるほど、観光の魅力というのは、立派な説明だけではなく、「そこでどう過ごしたいか」という目線でも伝えられるのかもしれません。
今回は、そこに島原弁も加えてみました。
AIが島原弁をどこまで分かっているのかは、まだ少し怪しいところもあります。言い回しによっては、「そこはちょっと違うな」と感じることもあります。
それもまた、使ってみて分かることの一つです。
AIは、こちらが思いつかない切り口を出してくれる一方で、何でも正しいわけではありません。最後は人が見て、「これは南島原らしい」「これは少し違う」と確かめる必要があります。
それでも、いつもの見方を少し変えてくれる相手としては、なかなか面白い存在です。
次はマルケスに、どこを案内してもらいましょうか。
南島原市長 相川 武利
