これまでこのコラムでは、AIを実際に使ってみた話を書いてきました。
でも最近、少し先のことも考えるようになりました。
AIがもっと進化して、今よりずっと当たり前の存在になったら、私たち人間には何が求められるんだろう、と。
調べる。まとめる。翻訳する。文章を書く。
これまで「知識がある」「頭がいい」と言われてきたことのかなりの部分を、AIが手伝ってくれる時代になりつつあります。
そうなると、教育も変わっていくのかもしれません。
もちろん、知識を身につけることは大切です。
でも、それだけではなく、自分の考えを相手に伝える力、人の話を聞く力、誰かと一緒に何かをやり遂げる力。そして、「この人と一緒にやってみたい」と思ってもらえるような人間としての魅力。
むしろAIが進化すればするほど、そんな力のほうが大切になるのではないでしょうか。
考えてみれば、これは新しいようで、あまり新しい話でもありません。
人を思いやること。
信頼されること。
失敗しても、また挑戦すること。
人と人とのつながりを大切にすること。
AIがどれだけ賢くなっても、こうしたことの価値は、案外変わらないのかもしれません。
これからの子どもたちに必要なのは、「AIを使える人」になることだけではなく、「AIにはできないことを大切にできる人」になること。
AIの進化を見ながら、人間のことも、もう一度よく考える。
それも「Ai川」で考えていきたいテーマです。
南島原市長 相川 武利