長崎県南島原市公式ホームページトップへ
文字サイズ変更 拡大標準
背景色変更 青黒白

第8回市長コラム

最終更新日:

 Ai川 第8回 「実る」って、なんだろう

 先日、ある方から、私に向けてこんなことわざ(詠み人知らず)が紹介されました。

 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

 よく知られた言葉です。

 立派になればなるほど謙虚になる。そんな意味で使われます。

 せっかくなので、あとでAIにも聞いてみました。

 「この言葉で、本当に大事なのはどこだと思う?」

 AIは、「謙虚さの大切さ」について、きれいに説明してくれました。

 なるほど。

 でも、私は読み返していて、別のところが気になりました。

 「頭を垂れる」ではなく、その前の「実るほど」です。

 稲は、最初から頭を垂れているわけではありません。

 土に根を張り、陽を浴び、雨や風に耐えながら育ち、やがて実をつける。
 その結果として、穂が重くなり、自然と頭が下がる。

 考えてみれば、そこには順番があります。

 これはAIを使っていても感じることがあります。

 AIは、きれいな文章をつくったり、もっともらしい言葉を並べたりするのは、とても得意です。

 でも、その言葉の中に何を入れるのか。
 何を経験し、何を考え、何を実際にやったのか。

 そこまでAIが代わってくれるわけではありません。

 市政も同じかもしれません。

 人の話をよく聞くことも、謙虚であることも、もちろん大切です。

 同時に、市長としては、まず一つでも多く、市民の皆さんに届く「実」をつくりたい。

 そんなことを、いただいた言葉とAIとの会話から考えました。

 まず、実る。

 そんな市政を、一つひとつ積み重ねていきたいと思います。

        南島原市長 相川 武利

このページに関する
お問い合わせは
(ID:12758)
ページの先頭へ