孫が遊んだオンラインゲームの請求が10万円！
～スマホを貸す前に、利用ルールについて話し合いましょう～
●相談事例
正月に長男一家が帰省してきた。小学3年生の孫が「オンラインゲームで遊びたい」と言うので、私のスマートフォンを貸していた。2か月後に届いた携帯電話料金の請求書を見ると、いつも2万円ほどなのに、10万円になっていて驚いた。
慌てて携帯電話会社に問い合わせたところ『今回の請求は、オンラインゲームのアイテム購入分で、キャリア決済のため、携帯電話の料金と一緒に請求した』と言われた。
私の知らない間に、孫がアイテムを買っていたようだ。自分のスマホでキャリア決済ができるとは知らなかった。
(60歳代 女性)
●消費生活センターからの助言
スマートフォンなどを使って、未成年者がオンラインゲームで有料アイテムを購入し、高額な請求を受けたという相談が後をたちません。最近では、IDや暗証番号さえ分かれば簡単に決済ができるキャリア決済を利用したケースも目立ちます。
スマホを貸す前に、子どもが利用するサービスの内容や仕組みを理解して、使い方やルールを話し合うようにしましょう。また、支払いにはクレジットカードが利用されることもあります。カードそのものや暗証番号をしっかり管理しておきましょう。
事前に運営会社に申し出ることで、キャリア決済やクレジットカードの上限額を下げることもできます。高額な請求が分かった時には、早急に請求元に連絡しましょう。
困ったことがあれば、消費生活センターにご相談下さい。
※「こんにちは！消費生活センターです」では、南島原市消費生活センターに寄せられた相談をもとに、最新の注意情報をお知らせします。
また、この情報は、『広報 南島原』にも掲載しています。