温州みかんの祖先とされ、市場にもほとんど流通していない幻の果実「九年母」を使用したマーマレードが完成しました。
商品化を手掛けたのは、市内の団体「九年母を継承する会」で、昨年12月の試作品の開発から改良を経て約4か月をかけて完成。
完成報告のため、原田建夫会長と末續末光副会長が市長のもとを訪れ、完成品の贈呈及び試食会が行われました。
報告会で、原田会長は「南島原市と歴史的に関係の深い九年母の加工商品ができてうれしい。皆さんに食べていただき、九年母の魅力を知ってほしい」と話し、「本市の世界遺産とも連携した特産品になればいい。」と続けました。
九年母マーマレードの初売りは、3月26日(日曜日)の南島原市桜まつり
で実施されます。
■日時:令和5年3月23日(木曜日)
■場所:南島原市役所 西有家庁舎
【九年母の歴史】
九年母の歴史(PDF:240.6キロバイト) 
【九年母を継承する会】
南島原市に縁のある九年母を後世に継承させようと有志が集まり、平成29年に結成された団体。九年母を継承していくため、栽培の普及やPR啓発などの活動を実施。
【お問い合わせ先】
九年母を継承する会 会長 原田建夫
電話:090-9586-8645