各地域の団体、自治会、介護予防自主グループなどから依頼を受け、消費生活相談員が地域に出向いて出前講座を実施しています。講座内容は、依頼者の希望に応じる他、市内で発生している消費者トラブルの事例紹介や、トラブルにあわないためのポイントを紹介しています。講座時間は30分、1時間、1時間30分など、ご希望に応じますので、地域のトラブル防止のため、ぜひご利用ください。
市内の中学校と連携し、主に家庭科の授業に消費生活相談員が参加しています。授業内容は中学校によりさまざまですが、消費者トラブルの内容や防止法、消費者の権利と責任、クレジットカードの仕組み、キャッシュレス決済などの説明をしています。経験が浅く、成人になったばかりの若者をターゲットにする悪質業者は少なくありません。中学生が今もこれからも、安全・安心に生活できるよう、トラブルにあいにくい、自ら考えて行動できるなどの消費者力を高められるような授業支援に取り組んでいます。
(4)消費生活センターに相談しよう
〇どんな相談ができるの?
悪質商法、契約・解約トラブル、商品やサービスに関する疑問、心配ごとなどについて受け付けています。どこに相談して良いか分からないときでも、お気軽にご相談ください。
〇相談したいときはどうしたら良い?
相談は来所、電話で受け付けています。来所される場合は、できるだけ、事前のお電話をお願いします。FAXやメールでの相談は、詳細を聞かないと回答できないことがあり、場合によっては来所か電話をお願いしますので、あらかじめご了承ください。
〇どんな対応をしてくれるの?
消費生活センターは公正な立場で、消費者の権利を尊重し、自立を支援する機関です。トラブルの状況を把握した上で問題を整理し、相談者の希望を聞き、解決のためにはどうしたら良いか一緒に考え、解決のお手伝いをしています。具体的には相談者が自主交渉するための助言をしたり、消費者と事業者の合意を目指してあっせんしたりしています。
相談の範囲を超えるときは、適切な相談窓口の案内や、各種相談会につないでいます。
〇料金はかかるの?
相談は無料ですが、電話代や来所の場合は交通費がかかります。
〇本人じゃなきゃ相談できないの?
本人からの相談が原則ですが、ご事情がある場合には周囲の人から相談をお寄せください。
〇うまく話せないかも…
相談員が相談の解決に向けて必要な情報をお尋ねします。安心してご相談ください。
〇個人情報は言いたくないな…
トラブルが確かにあったということを確認するために、また相談の傾向を知るために、氏名、住所、年齢、電話番号などをお聞きしています。個人情報が外に漏れることは決してありませんので、ご協力ください。ただ、どうしても言いたくないということなら、伏せたままお話を伺います。なお、その場合、あっせんはできかねますのでご了承ください。
困ったことがあれば、消費生活センターにご相談ください。
※「こんにちは!消費生活センターです」では、南島原市消費生活センターに寄せられた相談をもとに、最新の注意情報をお知らせします。
また、この情報は、『広報みなみしまばら』にも掲載しています。