本市と佐世保工業高等専門学校は14日、包括連携に関する協定を締結しました。

　今回の協定では、相互の資源を活用した連携を図ることで学術研究機能の向上や社会情勢に応じた新たな働き方の創出および定着に寄与することを目的としています。

　同日開いた締結式で松本市長は「本市のDX推進に関する指導・助言のほか、講演会の開催、市内企業との情報交換の機会創出などのさまざまな交流を通じて、新商品の開発、新たな産業・雇用の創出につなげたい」と抱負を述べました。

　中島校長は「近年は半導体分野や情報分野における高度な研究に必要な設備を整えながら、学校として戦略的に教育・研究体制を強化してきた。このような教育活動・研究活動を通じて積み重ねてきた知的財産や高度な研究設備を、教育活動や産学官連携活動を通じて地域に貢献することは、実践的な学生教育や研究活動につながり、地域社会に貢献できるものと考えている。この包括連携はこれらを実現するための第一歩としたい」と期待を寄せました。

■日時：6月14日（水曜日）午後2時
■場所：市役所西有家庁舎