ご自身で制作したボトルシップを持つ宮﨑政夫さん
「船員のまち」として栄えた口之津において、ボトルシップ展が開催され、多くの市民らが観覧しました。
今回は口之津船員会(栗田幸隆会長)と口之津公民館「口之津港講座事業」の共催により出品準備を行い、会場にはボトルシップ43隻、帆船・船の模型6隻など海に関連する作品が計65点展示されました。
ボトルシップとは帆船などの模型がそれよりも小さな口を持つ、ウイスキーなどの瓶(ボトル)の中に入っている工芸品のことで、会場では細かく、緻密に組み立てられた作品が展示され、来場者の目を楽しませていました。
約56年前に制作したボトルシップを展示した、元船員の宮﨑政夫さん(口之津町)は「当時は航海中にテレビを見ることができず娯楽がほとんどなかった。休日に仲間とボトルシップを制作するのが楽しく、約一週間で完成させた。当時の思い出がよみがえってきて感慨深い」と話しました。
■期間:7月15日(土曜日)~18日(火曜日)午前9時~午後5時
■場所:口之津公民館
■この記事に関するお問い合わせ先
生涯学習課(口之津公民館)
電話:0957-73-6776
Eメール:kyouikushinkou@city.minamishimabara.lg.jp