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予防接種について

最終更新日:

 予防接種とは

 感染症の原因となるウイルスや細菌、菌が作り出す毒素を弱めて予防接種液(ワクチン)をつくり、これを体に接種することで、その病気に対する抵抗力(免疫)を作ることを予防接種と言います。

 予防接種を接種することは、個人の予防だけではなく、感染症が社会に蔓延するすることを防ぐこともできます。

予防接種の分類について

 予防接種には、予防接種法に基づく「定期予防接種」、感染症の蔓延予防上緊急の必要性が認められるられる場合に実施する「臨時予防接種」、予防接種法に基づかない「任意予防接種」があります。

定期予防接種の種類

   予防接種法に基づき、予防接種を受けることが勧められ、⾏政の費⽤負担(一部負担含む)による予防接種が⾏われます。⼀定の年齢において接種を受けることとされています。

 ・ロタウイルス感染症    ・ヒブ(インフルエンザ菌b型)    ・小児用肺炎球菌  

   ・麻しん・風しん(MR)   ・B型肝炎              ・BCG                                    

   ・水痘(水ぼうそう)    ・二種混合(DT)          ・日本脳炎  

 ・四種混合          ・五種混合              ・ヒトパピローマウイルス(HPV)    

   ・高齢者肺炎球菌(23価)  ・季節性インフルエンザ(高齢者等) ・コロナウイルス感染症(高齢者)   

    こどもの予防接種の詳細はこちら(こどもの定期予防接種について別ウィンドウで開きます)をご覧ください。  

任意予防接種種類

 任意予防接種は希望者が各⾃で受ける予防接種で、費⽤も⾃⼰負担となりますので、必要に応じて接種をご検討ください。(市が独自で費用の一部助成を行っている予防接種もあります。)

予防接種の種類

接種年齢

接種回数

どんな感染症(疾患)

季節性インフルエンザ(定期接種以外)

生後6か月以上

13歳未満:2回

13歳以上:1回

 A型またはB型インフルエンザウイルスの飛沫感染を受けて、1~3日後に発熱、頭痛、全身倦怠感等の症状が現れる。

 おたふくかぜ

 1歳以上

 1回

ムンプスウイルスによる全身感染症。飛沫感染し、潜伏期間2~3週間で唾液腺等の痛みを伴う腫れを示す。
 帯状疱疹

 50歳以上

※ただし不活化帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹の発症リスクが高いと考えられる18歳以上の人も対象

水痘生ワクチン使用の場合:1回

帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン)使用の場合:2回

 神経に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスが活性化することで発症する皮膚疾患。このウイルスの保有者であれば誰でも帯状疱疹になる可能性がある。過労や加齢など宿主の免疫機能の低下が誘因となる。

 A型肝炎

 全年齢

初回2回

追加1回

 経口による感染。日本においては9割が加熱処理が不十分な2枚貝などの魚介類による感染。発症すると倦怠感が強くなる。
破傷風 全年齢

初回免疫2回

追加免疫1回

 破傷風菌は世界中の土壌の中に存在する。外傷等による破傷風菌の侵入により発症する。

 

   上記の予防接種の他にも定期予防接種期間外接種や海外渡航時に接種が必要となる予防接種があります。


予防接種健康被害救済制度について

 予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、不可避的に生ずるものですので、接種に係る過失の有無にかかわらず、予防接種と健康被害との因果関係が認定された方を迅速に救済するものです。
 予防接種法に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは給付が行われます。

 任意予防接種の場合は、予防接種法に基づく予防接種健康被害救済制度の対象となりません。任意予防接種として接種を受け、健康被害が発生した場合は、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の医薬品副作用被害救済制度に申請していただくこととなります。

【定期予防接種,臨時予防接種】予防接種健康被害救済制度について(厚生労働省)別ウィンドウで開きます(外部リンク)

【任意予防接種】(医薬品医療機器総合機構(PMDA))医薬品副作用被害救済制度についてはこちら(外部リンク)新しいウィンドウで開きます


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