ーーー後世に残された記録から原城の記憶をたどるーーー
寛永15年(1638)2月27日、28日、原城は約12万人の幕府軍によって陥落し、島原・天草一揆は終結しました。
一揆の際、幕府軍として出陣していた延岡藩・有馬氏は、かつて島原地域の領主でした。
一揆勢にはかつての家臣も含まれていたことから、有馬氏は幕府上使の案内や城内の一揆勢との交渉の役目を担います。
本展覧会では延岡藩・有馬氏の記録から、原城での激しい攻防戦、幕府から見た原城の守りを紹介し、原城の記憶をたどります。
原城跡は世界遺産に登録されて5周年を迎えました。
今年度は登録5周年記念イベントが多く開催されましたが、その締めくくりとして本特別展を開催いたします。
✚期 間:令和6年2月10日(土曜日)~ 令和6年3月10日(日曜日)