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【まちの話題】南島原市の独自支援策の記者会見を実施!

最終更新日:

【市長コメント】

 

 東日本大震災で被災された皆さまにお見舞いを申し上げます。また、犠牲となられた方々のご冥福と被災地の1日も早い復興を心からお祈りいたします。
 さて、この度の未曾有の大震災においては、今なお多数の方々が避難生活を余儀なくされ、不自由で苦しい生活を送られているばかりか、いまだに多くの方が行方不明となっている状況であります。
 このような状況の中、これまでに、市民皆さまのご協力により、多くの方々から義援金や救援物資のご提供をいただき、現地に届けることができました。心から感謝を申し上げる次第でございます。
 ご承知のとおり、南島原市は20年前に雲仙普賢岳噴火災害により、旧深江町が被災し、多くの方が犠牲となられ、全国から多くの支援を受けた経緯がございます。
 この度の東日本大震災の被災地の苦しみは、同じ被災地として、自分のことのように重く受け止め、心を痛めているところです。私たち南島原市といたしましても最大限の支援を尽くして参りたいと考えております。
 今回発表する支援内容につきましては、議会の皆さまとも相談の上、南島原市の独自支援策に係る経費について、市の単独予算として、1億5,474万1千円を専決処分したものであります。

 今回の被災地域への支援につきましては、大きく分けて4つの支援を柱として実施させていただきます。

一つ目は、被災地3県に対する義援金の贈呈

 これは、岩手・宮城・福島の3県及び宮城県の南三陸町に対し義援金を、現地に私が直接お届けし、お見舞いを申し上げたいと考えております。

Q.なぜ、南三陸町なの?

 

A.南島原市の身の丈で、目に見える形でご支援できる自治体を探していたところ、今回の災害地の中で南三陸町の佐藤町長が町のホームページで訴えられた、「支援のお願い」に心を打たれました。電話で佐藤町長と直接話しをしたところ、たまたま20年前、雲仙普賢岳爆発の時期に当地を訪れていたことで、災害の模様、支援のご希望などを伺い、南三陸町へ長期にわたる支援を決めました。

 町長の訴えはこちらをご覧ください。

二つ目は、被災地への人的支援

 人的には、保健師や一般職員、保育士等を被災地へ派遣します。これには、民間への協力依頼も視野に入れて検討しています。

三つ目は、物資支援

 物的には、これまで同様、被災地が要望する物資の提供を行うほか、被災地域でのそうめんの炊き出しなど、救援物資の提供に取り組んでまいりたいと考えています。

四つ目は、避難者の受け入れ

・被災地の子どもたちのホームステイ受け入れ。
・避難者への空き家住宅の提供。
・避難者への各種生活面への支援。   
・夏休み「心のふるさと交流支援事業」の実施。  
・被災転入者への就農支援などを予定しています。

 

 いずれも、組み合わせて実施するほか、住民の皆さまと協力しながら、きめの細かいサポートを心がけてまいります。詳細については、平成23年度補正予算の概要をご覧ください。
 その他にも、これまで同様、被災地が要望する物資の提供を行うほか、被災地域でのそうめんの炊き出しなど、市民の皆さまと協力しながら、できる限り息の長い支援を行ってまいりたいと考えています。

 

                                       南島原市長 藤原米幸

 

 

 

 

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