地域の小学校と「アマモすくすくプロジェクト」を立ち上げ、アマモ場の再生・回復のために活動をしている深江ブループロジェクト活動組織は、このほど深江・大野木場・小林小学校5年生に地元の海や藻場の再生について理解を深めるアマモ学習会を開催しました。
6月6日には3校合同でアマモの種子採取を実施しました。初めはなかなか見つけられず苦戦していましたが、枯れたアマモの根元に種はあるとのコツを教わり、続々と種子採取を行いました。
その後、地元の海を知るために網などを使って海洋生物観察を行い、タツノオトシゴやタコ、エビ、イカの卵などを発見し、夢中になって真剣に海の中を覗いていました。また、地元漁師の協力で刺し網漁で漁業体験を行い、全員で網を引き、大物の魚に喜びの声を上げていました。
このプロジェクトに参加した児童は「近くの海にこんなに生き物がいることにびっくりした。この生き物を守るためにアマモを育てることが大切だと学んだので、これからの活動が楽しみ」と笑顔で話しました。

アマモの種子