向中山自主防災会(有家町)が避難訓練と生活道路への倒木を想定した除去訓練を実施し、自治会10世帯23人が参加しました。
この訓練は、災害発生時の倒木により緊急車両などの走行ができなくなったことを想定したもので、住民らはチェーンソーを活用して倒木除去を行いました。
板山良継自治会長は「大規模な災害が発生した場合、市役所を頼りにする(公助)のではなく、『まずは自分たちの地域は自分たちで守る』(自助・共助)ことが大切になるので、皆さんと意見交換を行いながら、さまざまな訓練を実施したい」と話しました。
また、永川防災課長は「日頃からの備えや意識が自分や家族の身を守ることに繋がる。近年、台風は勢力を強め、地震も多数発生している状況なので、地域の繋がりを強めて有事の際に備えてください」と話しました。
■日時:9月8日(日曜日)午前8時
■場所:向中山自治会長宅
※市では自治会などによる自主防災組織の積極的な活動の推進を図るため、避難訓練の実施にかかる経費や防災資機材の購入、防災活動の啓発に必要な経費などを支援しています。詳しくは防災課までお問い合わせください。
板山良継自治会長
発電機操作訓練
チェーンソーによる倒木除去訓練
ヘッドライト操作訓練
永川防災課長(左)