突然の出費が重なって生活費が足りず、複数のクレジットカードでキャッシングし工面してきた。返済のために借入をする状態で、支払いが困難だ。
相談事例(2)
オンライン競馬やパチンコにのめり込み、消費者金融から借金してつぎ込んだ。親が全額肩代わりしてくれたので、さらにお金を借りることができ、多額の借金をしてギャンブルに使った。返済できない。
消費生活センターからのアドバイス
多重債務とは、金融機関などから借金し返済が困難になっている状態のことです。失業による収入の減少、無計画なクレジットカードの利用、ギャンブルやゲームへの依存などが原因で返済不能に陥ることもあります。
借金問題を解決する債務整理は、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産など、さまざまな方法があり、債務者（借金している人）の状況に合わせた解決法が取られています。返済が困難な人は、早めに弁護士や司法書士に相談しましょう。
また、借金の原因として依存症が疑われるケースは根本的な解決のため、債務整理と同時に病院の受診や当事者団体と繋がるなど、回復に向けた対処をする必要があります。
一人で抱え込まず、困ったことがあれば消費生活センターにご相談ください。お話を聞き、必要に応じて適切な相談窓口などを紹介します。
※「こんにちは！消費生活センターです」では、南島原市消費生活センターに寄せられた相談をもとに、最新の注意情報をお知らせします。また、この情報は、『広報みなみしまばら』にも掲載しています。
>>『こんにちは！消費生活センターです』バックナンバーはこちら