有害鳥獣被害防止対策事業のご案内
市では、イノシシや鳥類等による農作物被害を軽減するため、3つの対策事業を実施しています。
1.【国事業】イノシシ防護柵設置事業
イノシシ等による農作物被害を防止するため、新たに防護柵を設置する農業者に支援する国の事業です。
要望書については、毎年度9月に農事実行組合長経由で回覧してもらうようにしております。
対象
・過去に本事業を実施したことがない圃場
・または、耐用年数が経過している圃場(WM柵:14年、電気柵8年)
主な要件
・受益者が3戸以上いること(※圃場が連続していなくても耐用年数の間、一体的に管理することができれば共同で実施可能)
・販売目的の農作物に被害が発生していること
・防護柵を設置することで被害が抑えられると見込まれる個所
・受益者がヤミ小作でないこと
費用負担について
資材価格が国の定める上限単価を超える場合や、交付額が少ない場合には、自己負担が発生いたします。
事業実施する上での注意事項
国補助金を活用した事業になりますので、スケジュールに沿って事業実施が必要となりますのでご留意ください。
※事業実施を検討されている方は必ずご確認ください。
※納品は要望後、約1年後となりますのでご留意ください。
次年度事業要望期間
令和7年9月1日 から 令和7年10月31日 まで
※次年度に事業実施を希望される方は必ず上記期間までに農林課へ直接、要望書の提出をお願いします。
2.【市事業】イノシシ防護柵機能向上対策事業
既に国事業により防護柵を設置している圃場で、防護範囲内に道路や水路がある場合に区分け用の資材を支給し機能向上を図る事業となります。
対象
・国事業によるイノシシ防護柵が設置済みで、耐用年数が残っている圃場
・防護柵で囲った区域内に道路や水路があり、区分けすることで機能向上が図れる圃場
費用負担について
・事業費の1/4については申請者の自己負担となります。
・補助は事業費の3/4以内となります。
次年度事業要望期間
令和7年9月1日 から 令和7年10月31日 まで
※設置個所の事前点検、要件確認に基づき予算確保が必要となりますので次年度実施の事業となります。
スケジュールにつきましては【国事業】イノシシ防護柵設置事業と同様となります。
3.【市事業】鳥害対策事業
カラス・ヒヨドリ等による鳥害を防止するために対策資材の導入を支援します。
対象
・過去に本事業を実施していない圃場
・市内の農業者2戸以上で組織された団体
対象資材
・防鳥カイトおよび吹き流し資材
・べた掛け資材
・テグス張り資材
費用負担について
・事業費の2/3については申請者の自己負担となります。
・補助は事業費の1/3以内(上限20万円まで)となります。
本年度申請期間
令和7年9月1日 から 令和7年11月28日 まで
事業の流れについては以下のとおりです。
事業の要望書・申請書は有家庁舎2階 農林課でもご用意しております。
希望される方は農林課窓口までお越しください。