自宅の固定電話に、大手通信会社を名乗り、「回線が古くなったので工事に伺う。家の中も工事するので立ち会ってほしい。工事費は無料」と電話があり承諾した。なぜか契約書が届き、光回線契約を契約したこと、契約先が大手通信会社とは無関係であることに気付いた。キャンセルしたい。
相談事例(2)
携帯電話に「光回線が今より2,000円くらい安くなるので乗り換えないか」と勧誘があった。料金や工事費の説明はなかったが、安くなるなら良いと思い応じた。契約書が届いたが、今よりも高額になるようで話が違う。契約をやめたい。
消費生活センターからのアドバイス
光回線の電話勧誘について、事業者の説明が不十分であったり、消費者が内容をよく確認していなかったりして、トラブルが起きています。契約は口頭でも成立します。「安くなる」という言葉をうのみにせず、工事費用や月額料金を十分に確認しましょう。内容が理解できない時は、応じる前に家族や周囲の人に相談しましょう。
固定電話は光回線にしなくても、これまでと同様に利用できます。「古い回線を交換する工事が必要」「アナログ電話が使えなくなる」などの悪質なセールスには注意しましょう。
光回線などの通信サービスはクーリング・オフ(無条件契約解除)できませんが、書面が届いてから8日以内に通知することで初期契約解除ができます。また工事前のキャンセルなら無条件で応じるケースもあるので契約内容を確認しましょう。
困ったことがあったら、一人で悩まず、消費生活センターにご相談ください。
※「こんにちは!消費生活センターです」では、南島原市消費生活センターに寄せられた相談をもとに、最新の注意情報をお知らせします。また、この情報は、『広報みなみしまばら』にも掲載しています。
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