大抜(夏吉)地区地すべり災害復旧対策についてお知らせいたします。
令和6年5月14日に大抜(夏吉)地区で地すべりが発生しました。
現在は長崎県と市が一体となって災害復旧に取り組んでおります。
また、令和7年7月9日に近隣自治会である夏吉自治会(南有馬町)、中尾自治会(口之津町)へ復旧工事の内容説明を行いました。
地すべり対策工事について
今年度は、地すべりの末端部から堆積している土砂、倒木の除去を行い、土砂流出防止工事を行います。
工区別の施工内容については以下のとおりです。(R7.7.9現在)
〇1工区 排土工(仮設道含む) 5,105㎥、流木除去工 1式、暗渠工 147m
〇2工区 ボーリング暗渠工 (9本)450m
〇3工区 土砂流出防止工 13.3m
〇4工区 排土工 7,026㎥(水路工、伏工、仮設工、ほか〈国と協議予定〉)
1工区から3工区については、令和7年度内完成を目指し、残る4工区についても調査設計の成果を基に早急に実施することを目指します。
また、工事完成予定は令和10年度を予定しております。
市道復旧について
市道山洞夏吉線の復旧については、測量設計の業務に着手しており、現在は地質の確認のため調査ボーリングを実施しています。
調査後の結果をもとに、今後、長崎県や国と協議を進める予定です。
〇今後の予定
調査ボーリングの実施 → 関係機関との協議 → 災害査定 → 災害復旧工事着手
工事の完成は令和8年度を予定しています。
工事期間中は、近隣住民の皆様にはご不便をおかけしますが、早期の復旧に向けてご協力いただきますようお願いいたします。