エアコンが動かなくなり、修理してもらおうとネット検索すると、「5千円」で素早く対応するとの広告を見て依頼した。担当者が来て「見積りは8万円」と言われ、広告の金額よりもはるかに高かった。今回は断れたが情報提供する。
相談事例(2)
チラシに「お住いのエリア限定キャンペーン。換気扇の掃除2,980円」とあり、安いと思い依頼した。後日、換気扇の掃除後に、担当者がお風呂場を見て、「カビがあるので全体を掃除し、コーティングするべき。今なら25万円でできる」と長時間勧誘を受け、根負けして応じた。契約をやめたい。
消費生活センターからのアドバイス
レスキューサービスとは、事例のほかに、トイレの水漏れ、鍵が開かない、自動車が動かない、害虫の発生など、日常生活でのトラブルに対処するサービスです。頼りになる存在ですが、広告では「980円~」など極端に安価な表示をしておきながら、現場では高額な見積もりを提示されたり、別のサービスを勧められたりしてトラブルが起きています。
広告をうのみにせず、見積額に納得できない場合は、はっきりとお断りしましょう。緊急時に備えて、日ごろから情報収集しトラブルを防ぐことも大切です。
なお、消費者が、事業者から具体的な代金の提示を受けないまま来訪を依頼し、訪問後に初めて高額な契約の勧誘を受けて応じた際は、契約書面を受け取った日から8日以内に通知することでクーリング・オフ(無条件契約解除)できる場合があります。
困ったことがあったら、一人で悩まず、消費生活センターにご相談ください。
※「こんにちは!消費生活センターです」では、南島原市消費生活センターに寄せられた相談をもとに、最新の注意情報をお知らせします。また、この情報は、『広報みなみしまばら』にも掲載しています。
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