●相談事例
結婚記念日に「温泉日帰りバスツアー」を申し込んだ。
ツアー終盤、バスは宝石の直販店に立ち寄り、店では、ツアー参加者に店員が付き添っていた。旅行気分も手伝い、普段は手にもしない高額なネクタイピンを見ていると、店員からいろいろと説明された。滞在予定が30分と短く、店員にせかされたため、10万円もするその商品を申し込んでしまった。
その後、宝石店で書いた申込書を見て、高額な買い物をしてしまったと後悔している。購入を止めたい。
【市内 60代男性】
●消費生活センターからの助言
旅行の高揚した気分での買い物は思い出作りの意味もあって、ついつい財布のひもが緩みがちになります。また、バスツアーの限られた時間では、商品や契約内容を十分に検討する時間もありません。購入するつもりがない場合は、はっきり断りましょう。
他にもツアーで立ち寄った店で店員に署名を求められ、顧客名簿と思い記入したら、実は高額なブレスレットの契約書だったという相談もあります。
店舗購入でも事例のように特殊な状況であれば、クーリング・オフが可能なケースもあります。
困った事があれば、消費生活センターにご相談ください。
※「こんにちは!消費生活センターです」では、南島原市消費生活センターに寄せられた相談をもとに、最新の注意情報をお知らせします。
また、この情報は、『広報 南島原』にも掲載しています。
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