●相談事例
街中で、アンケートを行っていると若い男性に声をかけられた。答えると、近くのサロンで無料のネイルを受けられると言われ、承諾し店に入った。
店内で突然、「痩身エステをしてみないか」と勧誘が始まり、「今始めておかないと年齢を重ねてからでは効果が出なくなる。費用も倍以上かかる」「効果を得たいなら最低でも20回。今ならキャンペーンでお得になる」と、3時間に渡り説得された。
説明を受けるほど不安になり、エステは必要と感じ、結局、20回コース約40万円を契約し、クレジット払いにした。2回通ったが、仕事も忙しく通い続けるのが難しくなった。また冷静になると、本当に必要なのかと疑問。解約したい。
【市内 30代女性】
●消費生活センターからの助言
エステティックサービスはそのサービス形態から長期で高額な契約になりがちで、勧誘時、施術時、解約時など多様なトラブルが発生しやすい状況にあります。
トラブルにあわないために、エステでは直接的な効果を期待することはできないと知り、エステに行く目的(リラックス効果など)を明確にしましょう。また支払える金額、通える頻度について、自分なりのルールを決めましょう。また、無料という言葉に注意し、安易について行かないようにしましょう。
エステはクーリング・オフできる場合があります。エステについて、困ったこと、不安なことがあれば消費生活センターにご相談ください。
※「こんにちは!消費生活センターです」では、南島原市消費生活センターに寄せられた相談をもとに、最新の注意情報をお知らせします。
また、この情報は、『広報 南島原』にも掲載しています