農業者年金

最終更新日：2023年10月11日

安心できる老後のために農業者年金に加入しましょう！

農業従事者なら誰でも加入

　20歳以上60歳未満の国民年金の第1号被保険者（保険料納付免除者を除く）で、年間60日以上農業に従事する方は、農地を持っていなくても誰でも加入できます。

　さらに、60歳以上65歳未満の国民年金の任意加入者も加入できます（年間60日以上農業に従事していること）。

積立方式で安定した財政運営

　将来受給する年金を自らが積み立てるので、少子高齢化の進展にも対応でき長期に安定した制度となっています。

保険料は自由に選択

　毎月の保険料は2万円を基本とし、最高6万7千円まで千円単位で選択できます。また、減額・増額はいつでもできます。

意欲ある担い手に保険料助成

　認定農業者等一定の要件を備えた意欲ある担い手に対し、保険料（月額2万円）の2割、3割又は5割の国庫補助（政策支援加入）があります。

※35歳未満で国庫補助を受けられない方（政策支援加入に該当しない方）は、保険料の納付下限額が2万円から1万円に引き下げられます。

税制面で大きな優遇措置

　保険料は全額（最高額1人あたり年間80万4千円）が、所得税、住民税、復興特別所得税の「社会保険料控除」の対象となり、経営主が、生計を一つにする配偶者や後継者が加入者となっている農業者年金の保険料を支払った場合は、その合計額が経営主の所得から控除できます。

　受け取った年金についても公的年金控除の対象となります。

最低でも80歳までの保証がついた終身年金

　年金は終身受給できます。加入者や受給者が80歳になる前に亡くなった場合は、80歳までに受け取るはずの金額を死亡一時金として遺族が受け取れます。