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令和2年 新年のごあいさつ

最終更新日:

「住み続けたい住んでみたいまち」の実現に向け

 明けましておめでとうございます。

 令和2年の輝かしい新春を、ご家族皆様お揃いでお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は、市政に対し温かいご支援とご協力を賜り、衷心より厚くお礼申し上げます。

 昨年は、皇位継承により新天皇陛下が即位され、「令和」という新たな時代が幕を開けました。また、10月には消費税が増税されるなど、皆様方にとってもいろんな意味で「変化」が感じられた1年ではなかったかと思います。そのような中、市政において、私は、基本理念である「住み続けたい 住んでみたいまち」の実現に向け、鋭意取り組んでまいりました。

 とりわけ、昨年は、ミルクやおむつなどの購入助成制度の創設や保育料の無償化、産婦健診の実施など子育て関係をはじめ、健康づくりポイント事業の開始、福祉タクシー・バス利用券の拡充など、皆様方の日々の生活に関係の深い分野について、施策の充実・強化を図ってまいりました。これらについては、市民の皆様方から、直接、感謝の言葉をいただくことも多く、その成果を肌で感じることができ、大変嬉しく思っているところです。しかし、一方、本市には、まだまだ取り組むべき課題が山積しております。ここで、令和2年において取り組む施策などについて、市民の皆様方にその一端を申し述べたいと思います。

 まず、3月には口ノ津港の新ターミナルが完成いたします。フェリー、バスの交通拠点としての機能はもとより、口之津支所、歴史民俗資料館などの複合的な機能を備えた、新たな交流拠点として整備を進めます。

 市の魅力をゆっくりと巡り楽しめる仕組み「南島原スロー・サイクルの形成」を目指し、島原鉄道跡地を活用した自転車歩行者専用道路の整備推進を図ります。

 堂崎港埋立地については、本市産業の発展に寄与する土地利用のあり方を検討し、利活用方針を取りまとめてまいります。

 教育分野においては、「有家小学校」、「蒲河小学校」および「新切小学校」の統合と新たな小学校の校舎新築工事、ならびに新給食センターの整備を着実に進めるとともに、引き続きグローバル教育の推進をはじめとする児童生徒の学力向上に努めます。また、あらゆる世代の人が憩い、健康を増進できる場所として、多目的運動広場の整備を進めてまいります。

 近年、多発する災害に備え、いかなる自然災害が起こっても機能不全に陥らない「強くしなやかな地域」をつくりあげるため国土強靭化地域計画を策定いたします。

 その他、世界文化遺産「原城跡」の保存と積極的活用、農林水産業やそうめんをはじめとする地場産業の振興、高齢者・障がい者や一人親家庭への支援、島原・天草連絡道路をはじめとした道路網の整備など取り組むべき諸課題は多岐にわたっていますが、これらについても一歩でも二歩でも前に進むよう取り組んでいく所存です。

 本市のまちづくりは、行政だけではなく、市民の皆様と行政が一緒になって進めていかなければならないと考えております。引き続き、皆様のご支援ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 本年は、日本中が待ちに待った東京オリンピック・パラリンピックイヤーです。オリンピック聖火リレーでは、本市が長崎県のスタート地点となります。この記念すべき年が、市民の皆様にとりまして、幸多き年となりますことを心から祈念申し上げ、新年の挨拶といたします。

 

                                          令和2年1月1日 南島原市長 松本 政博

 

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