
公益財団法人イオン環境財団が南島原イオンの里山(南有馬町上原)にバイオトイレを4基設置し、17日に引渡し式が行われました。
バイオトイレは排せつ物を微生物の働きで分解・処理するトイレのことで、水が少量で済むという利点があります。
同財団の西原事務局次長から引渡しをうけた松本市長は「市民の環境教育をはじめ、さまざまなイベント活動など、里山のさらなる活用を目指しており大変ありがたい。これからもイオンの里山を大切に育み、市民の里山として将来へつなげていきたい」とお礼を述べました。
式終了後は、南島原市みんなの森守協議会が主催する「春の竹の子掘りと森林環境体験学習」が行われ、市内小学生親子15組50人が参加しました。
同協議会は、このイベント開催のために南島原イオンの里山内にある1.4ヘクタールの竹林の整備を5年前から行っており、今回が2回目の開催となりました。
はじめに、県島原振興局職員による森林学習(○×クイズ)でタケノコの生育などを学び、スタッフからスコップやクワなどを入れる角度や方向など掘り方の手ほどきを受け、竹林に入りました。
地面から出たタケノコを見つけると、慎重に道具を扱い、掘り出すと歓声が上がりました。
参加した児童らは「大きいタケノコが採れてうれしい」「タケノコご飯を作ってもらうのが楽しみ」と笑顔を見せました。
■期日:4月17日(日曜日)
■場所:南島原イオンの里山







