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第116号こんにちは!消費生活センターです『成人になりたての若者が悪質商法のターゲットに!』

最終更新日:

 

成人になりたての若者が悪質商法のターゲットに!

~契約の「責任」を負うのは自分と自覚し、冷静な行動を~

  

 

 民法の改正により令和4年4月1日から、成年年齢が18歳に引き下げられます。成人すると、ひとりで自由に契約を交わすことができます。その代り、契約に基づく責任を負うのも自分自身です。社会経験の少ない若者は、契約の仕組みに詳しくなく、そこに付け込む詐欺師や悪質業者は少なくありません。契約に関するルールを知り、その契約が必要かどうか冷静に判断し行動することが大切です。困ったことがあったら、早めに消費生活センターにご相談ください。 

 

 

相談事例とアドバイス

(1)クレジットカードを作り、支払方法は毎月一定額支払うリボ払いを指定した。友だちから「リボ払いは手数料がかかるから、支払い残高がなかなか減らないよ」と言われ確認してみると、想定よりも大きな借金になっていた。

⇒カードの申し込み前に、支払いの仕組みとデメリットをよく理解しておきましょう。

 

 

(2)中学の同級生に「良い話がある」と誘われた。「投資でもうかる。会員になって人に紹介すれば報酬も得られる」と、5時間も勧誘が続き、疲れ果てて契約してしまった。

⇒身近な人からの勧誘は断りにくいものですが、はっきりと断りましょう。「お金がない」と言って断ると、借金をするように勧められます。「すぐに元が取れる」と言われても、支払いのための借金は決してしないでください。

 

 

(3)SNSで「荷物の転送だけで報酬5万円」というアルバイトを見つけた。指示どおりに運転免許証の画像を送り、6日後に届いた荷物を指定先に送った。1カ月後、警察が来て、私名義のスマートフォンが犯罪に使われたと知った。私が転送した荷物の中身は、勝手に契約された私名義のスマートフォンだった。

⇒簡単にもうかるバイトはなく、むしろ犯罪に巻き込まれる可能性があり危険です。安易に応じないでください。また運転免許証の画像は大切な個人情報ですので、他人に送らないようにしましょう。

 

  

※「こんにちは!消費生活センターです」では、南島原市消費生活センターに寄せられた相談をもとに、最新の注意情報をお知らせします。

 また、この情報は、『広報みなみしまばら』にも掲載しています。

 

 

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