イノシシにご注意ください!
皆さんは南島原市内でのイノシシ被害をご存知ですか?
中にはすでに被害にあっている方、川や道路にいるイノシシを見かけたことがある方もいらっしゃると思います。
近年、イノシシは昼夜を問わず、また、山際の地域だけでなく街中までも出没し、様々なトラブルを引き起こしています。
今は被害にあっていない方も、いつどこで遭遇するかわかりません。
なぜイノシシが街中に出没するのか、どうすればイノシシが出てこなくなるのか、イノシシに出会った時はどうすればよいのかなど、正しい知識を身につけて、被害を未然に防ぎましょう。
どういった被害があるの?
イノシシはエサを求めて行動します。鼻を使って土を掘ったり石を持ち上げたりし、手当たり次第にエサを探します。その結果、下記のような被害をもたらします。
●栽培している農作物を食べる。
●花壇を掘り返す、植木鉢や庭の緑石をひっくり返す。
●裏山や崖などを掘り、大穴をあけたり土や石を落とす。また、このような被害がな
くても、家周辺で姿を見かけて怖いなどの声もあります。
- 何故被害が大きくなってきたの?
- ●通常、イノシシは人里近くの山に住み、人間などを警戒して日没から明け方にかけて
- 行動します。雑食性で植物や昆虫、ミミズなどの小動物も食べます。
- ●街中には家庭菜園や花壇、家庭から出る生ゴミ、ネコやハトにまいたエサなどがたくさ
- んあり、これらはイノシシにとって簡単に手に入るごちそうになっています。
- ●また、餌付けなどによりイノシシが人に慣れてきたため、明るいうちから街中まで現れ
- るようになりました。
- どのような対策をとっているの?
●イノシシなどの野生鳥獣は法律により保護されています。しかし、被害が著しいた
め、増えすぎたイノシシの数を減らすことを目的として、市は猟友会に捕獲をお願い
しています。
- ※野生鳥獣を無免許・無許可で捕獲することは、法律により禁じられています。
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●捕獲のみで被害を防止するには限りがあるので、被害を受けている方には、柵やトタ
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ン、ネットなどを使った進入防止策を講じるようお願いしています。
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●イノシシによる農作物被害等のご相談は、市役所 農林課までどうぞ。
- ※もしもイノシシと出会ったら、次のことに注意してください。
- ○急に走り出すとイノシシを興奮させ、また、後ろを向くと襲ってくることもあるため、ゆっ
- くりと後退し、速やかにその場を立ち去る。
- ○決して石を投げたり、棒でたたいたりしてイノシシを刺激しない。
- ○餌を与えない。また、餌となる生ごみを屋外に放置しない。
- ○そばに親がいる可能性があるので、イノシシの子を見かけても近寄らない。
- ○たてがみを逆立てたり、シュー、カッカッ、クチャクチャと威嚇音を発している場合は
- 特に注意してください。