インターネットで薬を買うとき
~販売ルールを知ってトラブル撃退~
平成26年6月から一般用医薬品(第1類、第2類、第3類)のインターネット販売が解禁になりました。解禁にあたり、安全性の観点から販売ルールや禁止行為が定められています。
ネットでの薬の購入時には以下の点に注意し、トラブルを未然に防ぎましょう。
<販売時のルール>
以下の(1)~(4)の手順を踏むことになっています。
(1)購入者が自身の状況や購入したい医薬品に関する質問などをメールなどで知らせる。
(2)販売側の薬剤師などが医薬品の情報や相談内容の回答をメールなどで知らせる。
(3)購入者は販売側から送られた内容を理解した旨と再質問がないことを送信する。
(4)販売者側は(3)を確認した上で、郵送などの準備をする。
※実際には薬の専門家とのやり取りなしに購入可能なサイトもあり、購入者自身が安心できる販売サイトを選ぶことが大切です。
<その他のルール>
○指定第2類には禁忌の確認を促すための掲示・表示などを行う。
○乱用などのおそれのある医薬品の販売個数の制限
○オークション形式での販売の禁止
○購入者によるレビュー(批評)や口コミ、推薦の禁止。
など
<購入時の注意点>
○販売サイトが国にネット販売の届け出をしているか確認する。
○国が決めたネット販売時のルールを守っているか確認する。
○医療法医薬品のネット販売は違法です。
○日本語で書かれていても海外サイトの場合があります。
※「こんにちは!消費生活センターです」では、南島原市消費生活センターに寄せられた相談をもとに、最新の注意情報をお知らせします。
また、この情報は、『広報 南島原』にも掲載しています。
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