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南島原市有機農業推進計画

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 農業は、生命の維持と健康で充実した生活の基礎となる食料の生産、供給の機能及び自然環境の保全、良好な景観の形成、水源のかん養など多面にわたる機能を有しています。本市の農業は、中山間地域等の生産条件の不利な地域を有するものの、作物栽培技術や近代化施設の整備が図られ、長崎県内でも有数の農業生産地帯となっています。このような状況の中、本市を含む島原半島では、農業生産等に由来する硝酸性窒素による地下水の汚染が懸念されており、農業が基幹産業である本市にとって、農業を核とした環境負荷の低減が求められています。また、消費者の食の安全・安心に対する関心の高まりなどの諸情勢も加わり、化学肥料や化学合成農薬の使用量を削減した環境保全型農業の取組が求められています。
 環境保全型農業の中でも有機農業は、原則として化学肥料と化学合成農薬を全く使用しないため、環境負荷の大幅な低減、自然循環機能の増進及び生態系の保全などが期待できるとともに、安全かつ良質な農産物に対する消費者の需要に対応するものであります。

 このような中、国においては、有機農業の推進に関する法律(平成18 年12 月15 日法律第112 号。(以下「有機農業推進法」という。)」を制定し、有機農業推進法第6条第1項に基づき「有機農業の推進に関する基本的な方針(平成19 年4 月27 日農林水産大臣公表。(以下「基本方針」という。)」を策定しました。これにより、国が有機農業の推進に関する基本理念を明らかにするとともに、有機農業推進のための政策を総合的かつ計画的に講じることとなりました。

 

 

これを受け、本市においても、本市の有機農業推進の方向性を示すとともに、有機農業の理解増進及び取組支援を図るため「南島原市有機農業推進計画」を策定しましたので、公表いたします。

 

 

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