1.予防接種を受けましょう
お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、百日せき
きでは生後3か月までに、麻しん(はしか)では生後12か月までにほとんど自然
に失われていきます。そのため、この時期を過ぎると、赤ちゃん自身で免疫をつく
って病気を予防する必要があります。その助けとなるのが予防接種です。
2.ワクチンの種類と接種間隔
ワクチンの種類は、生ワクチンと不活化ワクチンがあります。
順序よく効率的に接種して、抗体をつけていきましょう!
■生ワクチンは、生きた細菌やウイルスの毒性を弱めたもの。
接種すると → 病気にかかった時と同じように抵抗力(抗体)ができます。
十分な抗体ができるには、1か月くらいかかります。
■不活化ワクチンは、細菌やウイルスを殺し抵抗力(抗体)をつくるために
必要な成分を取り出して毒性をなくしたもの。
接種すると → からだの中では増えません。
一定間隔で2~3回接種することで、抵抗力(抗体)がつきます。
さらに1年後に追加することで十分な抵抗力がつきます(追加接種)。
長期に持続させるためには一定間隔で追加接種が必要です。
3.接種場所
県内の協力医療機関で接種ができます。必ず予約をしてください。
南島原市内の協力医療機関については、
4.予防接種に行くときに持っていくもの
(1) 母子健康手帳
(2) 予診票
予診票を紛失した場合は、こども未来課および各支所等で再交付します。必ず母子健康手帳を持参してください。
母子健康手帳を持参されていない場合、接種歴の確認ができないため、予診票の再交付はできません。
(3) 住所が確認できるもの(健康保険被保険者証など)
5.その他
予防接種には、原則、保護者の同伴が必要です。
予防接種には、原則として保護者(父、母、後見人)の同伴が必要となっています。保護者がやむをえない理由に
より同伴することができない場合は、接種を受けるお子さんの健康状態を普段からよく知っている親族(祖父母等)などが
同伴し、予防接種を受けることも可能です。ただし、その場合、保護者の「委任状」が必要となります。委任状の用紙は、
こども未来課および各支所の窓口にありますので、事前に受けとりに来られるようにお願いします。また、予防接種を
受ける際には、予防接種の説明書(「予防接種とこどもの健康」等)を保護者、代理人双方が読み、予防接種の効果や
副反応をよく理解した上で、必ず保護者が予診票と委任状に記入(代理人氏名は代理人自署)してください。