●相談事例
突然保険会社から電話があった。「ホームセンターのクレジットカード会員になって頂いた方に、無料で加入できる保険の案内をしている。ケガによる入院が対象で3万円出る。保険金の増額、家族の補償も有料で追加できる」と勧められた。「妻の補償をつけるといくらになるか」と尋ねると、「月額2,000円」とあり、資料をよく確認して返答しようと思い「それならいい。資料を送って欲しい」と伝えた。
その後保険会社から封筒が届いたが多忙で放置していた。すると、カードの明細に保険料として2,000円の引落しが記載されるようになった。契約したつもりはなく、支払いに納得できない。(50歳代 男性)
●消費生活センターからの助言
保険の契約であっても、契約は口頭で成立します。誤解のないよう、「資料を確認してからでないと、契約はしない」など、自分の意思をはっきり伝え、解約の場合はどうなるかなど気になる部分の説明を求めるようにしましょう。
電話で契約が成立し、補償内容の詳細な資料が届いた後でも、一定期間内に解除の申し出をすることで、契約をなかったことにできる仕組みの保険もあります。
届いた郵便物は必ず確認しましょう。
困った時には消費生活センターにご相談ください。