中古車購入のトラブル
~防ぐための確認ポイントをご紹介~
就職・転勤のシーズンを控え、自動車の購入を検討している人も多いのではないでしょうか。
消費生活センターに寄せられる自動車に関する相談は、中古車についての相談が特に多く、「納車直後に故障した」「キャンセル料が高額だ」などのトラブルが発生しています。
そこで今回は、中古車購入時のトラブルを防止するために、購入前に必ず確認して欲しいポイントをご紹介します。
~購入前に必ず確認!~
●購入する実車を直接確認する
(内装の汚れや匂い、タイヤ、キズ、へこみ)
●コンディションノート
(不具合個所など車の状態を開示した書面)
●定期点検整備記録簿(車両状態把握のための資料)の有無
●保証(無償修理など)の有無とその範囲
●見積書(本体価格以外にかかる費用・税金など)
●契約の成立時期、キャンセル料、申込金の取扱い
消費者は、中古車が新車と違って、経年劣化や自然損耗による不具合が発生しやすいことを承知の上で購入していると考えられています。保証がない場合、自然損耗による不具合は消費者の負担で修繕することになるため、購入前に、タイヤの交換時期など今後発生する費用についても、十分検討しましょう。
自動車は高額であり、不具合は直接生命にかかわる商品です。慎重に選びましょう。
※「こんにちは!消費生活センターです」では、南島原市消費生活センターに寄せられた相談をもとに、最新の注意情報をお知らせします。
また、この情報は、『広報 南島原』にも掲載しています。