「コンビニで電子マネーを買って」は詐欺です!
~覚えのない請求、突然の請求、せかされる支払要求にご注意~
●相談事例<1>
パソコンで無料アダルトサイトを見ていたら、突然『登録料30万円をお支払ください』と請求画面が表示された。電話で問合せると「コンビニでプリペイドカードを買って、裏面に記載された番号を教えて。支払はそれで済む。払わないなら裁判する」と脅された。(60歳代 男性)
●相談事例<2>
携帯電話に『有料サイトの未納料金がある。連絡なき場合、法的措置を取る』とショートメール(SMS)が届いた。慌てて電話すると「今日中にコンビニの端末を操作して、出てきた支払用紙を持ってレジで支払って」と指示された。(20歳代 女性)
●消費生活センターからの助言
お金を騙し取るのに、電子マネーを悪用した被害が増加しています。コンビニなどで手軽に購入できるプリペイドカードや電子ギフト券などの電子マネーは、詐欺の相手にカードそのものを渡さなくても、記載された番号を伝えるだけで、カードの価値を相手に渡した(お金を騙し取られた)ことになります。後になって被害に気付いても、いったん相手に渡した価値を取り戻すことは非常に困難です。
事例(1)はワンクリック請求詐欺、事例(2)は架空請求詐欺の典型的な手口です。覚えのない請求、突然の請求、せかされる支払要求には、安易に返信したり連絡したりしないようにしましょう。特に電話の向こうの他人から「コンビニで電子マネーを買って」と指示されたら詐欺です。もしも相手にプリペイドカードなどの番号を教えてしまった場合は、早急にカード発行会社に連絡しましょう。
困ったことがあれば、消費生活センターにご相談下さい。
※「こんにちは!消費生活センターです」では、南島原市消費生活センターに寄せられた相談をもとに、最新の注意情報をお知らせします。
また、この情報は、『広報 南島原』にも掲載しています。