「もったいない!」が合言葉
~家庭でできる!食品ロス削減への取り組み~
”食品ロス”とは、まだ十分食べることができるのに捨てられてしまう食品のことです。日本の平成28年度の食品ロスの量は約643万トンと推計されており、これは世界で飢えに苦しむ人たちへの世界からの食糧援助量約380万トン(平成29年)の1.7倍に相当します。また資源のムダ(事業コスト・家計負担の増大)、環境負荷(廃棄処理に伴う環境汚染)の増大などの問題も深刻です。
そこで、令和元年10月1日に「食品ロス削減推進法」が施行され、国・地方公共団体・事業者の責務と消費者の役割を明記し、国民運動として食品ロスの削減を推進することと定められました。
食品ロスの約半分は家庭からのものです。一人一人が「もったいない」を合言葉に行動することで、食品ロスを大いに削減することができます。将来の快適な生活のためにできることから始めましょう。
家庭でできる!食品ロス削減
●買い物や調理の工夫で、食材を使い切る!
・買い物の前に冷蔵庫を確認。メモを持って買い物へ。
・ばら売りや量り売りを利用して必要な分だけ購入する。
・野菜や果物の皮は厚むきしない。
・定期的に冷蔵庫を整理。食材を使い切る日をつくる(カレーやお好み焼きなど)。
●必要な分だけ作り、おいしく食べ切る!
・食べ切る適量を見いだし(家族の予定も把握)、必要な量を作る。
・食べ残した分も、翌日アレンジするなどして食べ切る。
・外食は食べ切れる分だけ注文。
※「こんにちは!消費生活センターです」では、南島原市消費生活センターに寄せられた相談をもとに、最新の注意情報をお知らせします。
また、この情報は、『広報 南島原』にも掲載しています。