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皮ごと食べられるバナナの栽培を開始

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バナナを植栽する上田代表

市では、新たな高収益・高付加価値作物として期待されるバナナの栽培支援を行っています。
 市の補助金を活用し、事業を展開するのは合同会社PEACE(上田功平 代表)で、同社は鹿児島県や佐賀県でバナナを栽培している農業法人 神バナナ株式会社から苗木100本の供給を受けました。
 バナナの成長細胞を半年かけて凍らせ、解凍する「凍結解凍覚醒法」という特殊な処理を施すことで、寒さや病気への耐性が強くなります。
 今回植栽したバナナは無農薬で殺虫剤や洗浄剤などを使用していないため、皮も薄く、皮ごと食べることができます。また、糖度は25度と、一般的なバナナの15度を大きく上回り、濃厚な甘さと芳醇な香りが特徴的です。
 関係者参加のもと神事と苗木の植栽が行われ、上田代表は「無農薬で子どもたちにも安心して食べてほしい。関係者からの指導を受けながら、市の特産品を目指したい」と話しました。
 市農林課の吉岡主査は「本市は島原半島の南部に位置し、日照時間も長いことや温暖な気候であることなどからバナナに注目した。付加価値をつけ、軌道に乗せて産地化につなげたい」と話しました。
 バナナの木1株からは約150本採れ、成熟したバナナは来年夏ごろに収穫される予定です。


 

■日時:9月30日(水曜日)午前10時
 ■場所:合同会社PEACE 農業用ハウス(深江町)


バナナの株1

神事のようす

バナナを植栽する山口副市長(右)と吉永深江支所長(左)

バナナの株2


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