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ゼロカーボンシティを宣言、日産の電気自動車を活用した連携協定を締結

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宣言文を読み上げる松本市長

 世界各地で温暖化に起因するとみられる豪雨や干ばつ、洪水などの異常気象が頻発化するなか、2015年に「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求する」とした「パリ協定」が合意されました。
 政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言。本市においても、自然豊かな環境を将来に引き継ぎ、持続可能な社会を実現するため、2050年脱炭素社会に向け取り組んでいくことの証として、12月13日、「南島原市ゼロカーボンシティ宣言」を行いました。
 松本市長の宣言表明に引き続き、日産自動車(株)、長崎日産自動車(株)および日産プリンス長崎販売(株)と本市の4者において「電気自動車を活用したカーボンニュートラルの実現および災害対応に関する連携協定」の締結式を執り行い、給電デモンストレーションを実施しました。
 市内で災害による停電が発生した際、指定する避難所に日産の電気自動車(EV)「日産リーフ」を無償で借りることができ、EVからの給電により災害時にも避難所などで継続して電力を供給できる体制を整えます。
 また、市のイベントで使用する電力をEVから供給することで、「走る蓄電池」として活用します。
 松本市長は「災害時における避難所などの電力供給体制の構築についてご提案いただき感謝する。本協定締結を機に、電気自動車(EV)を活用した、環境・防災対策、持続可能なまちづくりを推進し、脱炭素化社会実現、SDGs達成に向け、連携を強化していきたい」と話しました。
 日産自動車(株)の後藤理事は「令和元年の台風被害で2週間の長期停電が千葉県で発生した際は、50台以上のEVを貸与し、スマートフォンの充電や扇風機の稼働、夜間照明点灯などに活用された。防災のみならず、南島原市が推進する環境や地域振興などの地域課題解決に向け、取り組んでいきたい」と話しました。

 

■日時:12月13日(月曜日)午後1時10分
■場所:市役所 西有家庁舎

 

<お問い合わせ先>

(1)ゼロカーボンシティ宣言

   環境水道部環境課

   電 話:0957-73-6644

   メール:kankyou@city.minamishimabara.lg.jp

 

(2)電気自動車を活用したカーボンニュートラルの実現および災害対応に関する連携協定

   総務部防災課

   電 話:0957-73-6622

   メール:bousaikoutsuu@city.minamishimabara.lg.jp


 南島原市ゼロカーボンシティ宣言

協定書に記名する様子

協定書を手に記念撮影する様子

署名後の協定書

給電の説明を行う日産自動車社員

給電デモンストレーションの様子


 

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