~相談内容が多様化・複雑化・深刻化 一人で悩まず、すぐ相談!~
令和3年度、市消費生活センターでは270件(前年度比38件増)の相談を受け付けました。
昨年度に引き続き、インターネット通販などの通信販売をきっかけにしたトラブルが多く、「お試しのはずが定期購入だった」「注文した商品が届かない」という相談が幅広い年代から寄せられました。またSNSをきっかけにした副業サイト(詐欺的なサクラサイト)や、友人に誘われたマルチ商法など、「簡単にもうかる」と言われて応じ、深刻な被害が生じてしまったケースもありました。市役所職員をかたる還付金詐欺や、身に覚えのない請求を受ける架空請求詐欺も発生しています。
消費者トラブルは、ますます多様化・複雑化・深刻化しています。日ごろから積極的に情報収集し、合理的な判断のできる消費者を目指しましょう。契約は慎重に、内容をよく確認することが大切です。
もしも困ったこと、わからないことに直面したら、すぐに家族・知人・周囲の人、消費生活センターへご相談ください。消費生活センターへの相談は無料です。お気軽にご利用ください。
<年度別相談件数と年代別相談割合>

■相談件数上位の商品・サービス
順位 |
商品・サービス名 |
件数(前年同期) |
1位 |
商品一般(商品やサービスを特定できないもの) |
30(34) |
2位 |
化粧品 |
16(8) |
3位 |
融資サービス(借金) |
15(18) |
3位 |
役務その他(火災保険金請求調査サービスなど) |
15(7) |
5位 |
他の教養・娯楽(出会い系サイト、副業サイトなど)※新設 |
13(0) |
6位 |
他の保健・福祉(公的介護保険の還付金詐欺など) |
11(1) |
7位 |
健康食品 |
10(20) |
8位 |
レンタル・リース・貸借 |
9(10) |
■購入したきっかけ別件数
順位 |
購入のきっかけ |
1位 |
通信販売 83件 |
2位 |
店舗購入 57件 |
3位 |
電話勧誘販売 23件 |
4位 |
訪問販売 11件 |
5位 |
ネガティブ・オプション※ 7件 |
6位 |
マルチ・マルチまがい 6件 |
7位 |
訪問購入 2件 |
※ネガティブ・オプション=注文していない商品を一方的に送りつけ、売買契約の成立を主張して代金を請求すること
■救済金額(市センターへの相談で、「支払わなくて済んだ」「返金があった」などの合計金額)
3,579,548円